介護の職場の種類と働き方の違い|特養・老健・デイ・訪問・グループホーム
「介護の仕事」といっても、職場によって一日の流れはまったく違います。自分に合う働き方から職場を選べるよう、主な5つの種類を比べました。
情報の確認日:2026年10月28日
主な5つの職場をくらべる
特養(特別養護老人ホーム)
いつも介護が必要な人が暮らす施設。入浴や食事などの生活の介助が中心。原則、要介護1・2の人は新しく入れません。
- 入所
- 夜勤あり
- 平均36.2万円
老健(介護老人保健施設)
自宅に戻ることを目指す人が入所し、リハビリや医療、介護を受ける施設。看護師やリハビリ職と一緒に働きます。
- 入所
- 夜勤あり
- 平均35.3万円
訪問介護
ホームヘルパーとして利用者の自宅に行き、身体介護や家事の援助をします。初任者研修などの修了が必要です。
- 日中中心
- 一人で訪問
- 平均35.0万円
グループホーム
認知症の人が5〜9人の少人数で、介護スタッフと一緒に共同生活を送る住まい。家庭的な雰囲気です。
- 入居
- 夜勤あり
- 平均30.2万円
デイサービス(通所介護)
利用者が日帰りで通い、入浴や食事、レクリエーション、機能訓練を受けます。送迎もあります。
- 日帰り
- 夜勤なし
- 平均29.4万円
平均の金額は、2024年9月の月給・常勤の介護職員の平均給与額(基本給・手当・一時金を含む)です[5]。
入所の施設(特養・老健・グループホーム)
特養は、いつも介護が必要な人が暮らす施設です。要支援の人は使えず、要介護1・2の人も原則として新しく入れないため、介護の必要度が高い人の生活を支える職場です[1]。
老健は、自宅に戻ることを目指す人が入所し、リハビリテーションや医療、介護を受ける施設です[2]。看護師や理学療法士と一緒に働くので、医療やリハビリの知識も身につきます。
グループホームは、認知症の人が5〜9人の少人数で、介護スタッフと共同生活を送る住まいです[3]。料理や掃除を利用者と一緒にすることも多く、一人ひとりとじっくり関われます。
通いと訪問(デイサービス・訪問介護)
デイサービスは、利用者が日帰りで通うサービスです。夜勤がないので、子育て中の人や生活リズムを大切にしたい人に選ばれています[4]。
訪問介護は、利用者の自宅で身体介護や家事の援助をする仕事です[4]。一人で訪問するぶん責任は大きいですが、短い時間から働ける求人も多くあります。
よくある質問
未経験でも働きやすいのはどこですか?
決まった流れで仕事を覚えやすいデイサービスや、職員が多い特養は、未経験から始める人が多い職場です。訪問介護は一人で利用者の自宅に行くため、初任者研修などの修了が必要です。
夜勤をしたくない場合は、どこを選べばいいですか?
デイサービスは日中のサービスなので夜勤がありません。訪問介護も日中が中心です。特養や老健、グループホームは入所・入居の施設なので夜勤がありますが、「日勤のみ」で募集している求人もあります。
まちごとの制度を見る
同じ介護の仕事でも、市によって家賃の補助や研修の支援が違います。
ほかの基礎知識
このページの情報のもと
- 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)」 https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/publish/group14.html(確認日 2026-10-28)
- 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「介護老人保健施設(老健)」 https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/publish/group15.html(確認日 2026-10-28)
- 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「認知症対応型共同生活介護(グループホーム)」 https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/publish/group18.html(確認日 2026-10-28)
- 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「公表されている介護サービスについて」 https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/publish/(確認日 2026-10-28)
- 厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」 https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001457087.pdf(確認日 2026-10-28)